2022年1月から配信している「BIRDおおたけの描くぬり絵メッセージのライブラリーページです。私たちの美しい地球を守るために何ができるのか?そんなことを、一緒に考えようというぬり絵カレンダーです。さて、みなさんは毎月のタイトルから、どんな地球をイメージして描いていただいてますか?
1月 おひさまとちきゅう
おひさまという言葉どおり、私たちは太陽の恩恵を受けて豊かに暮らしています。元旦の朝に拝む初日の出は格別ですよね。そんなおひさまと地球は絶妙なバランスで成り立っています。しかし、昨今はそのバランスが崩れ、世界の至る所で、水害や異常気象が発生。崩した原因は私たち人類ですから、自業自得かも知れません。美しい地球を取り戻すために、私たちが日常生活で身近にできることを考えてみませんか?
2月 ゆきとちきゅう
ゆきがふるとちきゅうも真っ白。季節を感じる地球がいいナ。寒さは残る中、つぼみを見かけたり、鳥の鳴き声が聞こえたり春めいてきました。四季の変化を楽しめる日本ですが、地球温暖化により気温は上昇し続け、台風や暴風雨などの異常気象が増えています。花の咲く時期が変わったり、紅葉の色がきれいに出なくなったり…。これから何十年、何百年先も美しい四季が見られるよう、地球環境について今一度考えてみませんか?
3月 いきものとちきゅう
寒さをすぎるといきものたちが目をさまします。たくさんのいきものが暮らせるちきゅうが大好き。
それでも環境破壊をやめないと、様々ないきものが絶滅していきます。大きな動物も、小さな昆虫も、知らない間に消えていっているのです。いきものたちと共存できるちきゅうをめざしていきたいですよね。もっと工夫していけば、環境を破壊しない暮らし方もあるはずです。私たちの生活の見直しについて考えてみませんか?
4月 おはなばたけとちきゅう
春になるとたくさんのおはなたちが咲きます。いつまでもおはなに囲まれていたいですネ。おはなたちは景色を彩るだけでなく、私たちの気持ちも豊かなものにしてくれます。そんなおはなたちをいつまでも大切にしたいものです。木々が切り倒され、森が壊れていけば、おはなたちも生きる場所を失っていきます。森を守ることは、おはなたちを守り、自然を守ることにつながるのです。森の大切さを再度考えてみませんか?
5月 はっぱとちきゅう
若々しい緑のはっぱがちきゅうを彩ります。はっぱが呼吸をしてちきゅうの空気をつくります。せっかくきれいな空気をもらっても、次々に汚してしまっては、はっぱたちの活動もムダになってしまいます。はっぱたちが生み出してくれる新鮮な空気をもらえなくなったら…。私たちは生きていくことができないのです。空気はタダではありません。私たちに欠かすことのできない自然界の働きについて考えてみませんか?
6月 あめとちきゅう
いろいろな作物もあめのおかげで育ちます。あめはちきゅうに恵みをくれているのです。あめは海をつくります。あめは山を満たします。あめは森を潤します。あめがもたらす水こそが生命すべての源なのです。私たちの体も水がなければ存在できません。あめが循環させてくれる水のありがたみを感じましょう。自然界の循環とともに、私たちは生きているのです。自然からの贈り物である水の大切さを考えてみませんか?
7月 おさかなとちきゅう
おさかなのまわりにペットボトルが捨てられます。おさかなたちの住み家をよごさないでくださいネ。
大きなおさかなはペットボトルを飲み込んで苦しんでいます。小さなおさかなはビニール袋に巻きつかれて動けなくなっています。ウミガメの口にはプラスチックがいっぱいです。助けてください!おさかなの仲間たちが叫んでいます。私たちの捨てたプラスチックがもたらす影響について、もっと真剣に考えてみませんか?
8月 うみとちきゅう
ちきゅうが熱くなりすぎるとうみが困っています。大切なうみを守るためにも温度をあげすぎないで。
熱くなった海は、氷河を溶かしてしまいます。北極や南極の氷の大陸も崩れていきます。地球温暖化は、海と大陸のバランスをこわし、大気をゆさぶり、今までにはおこらなかった自然災害を生み出してしまうのです。私たちにできることは何ですか?うみを守り、地球を守るために、今できることを考えてみませんか?
9月 たべものとちきゅう
残したたべものがちきゅうにあふれています。たべものをゴミにしない工夫をしたいですネ。今日必要な分の食糧を大切にいただく。みんなが意識すれば、フードロスは減らせるはずです。余計に買って、残して捨てる。この行動が続く限り、食品ゴミが世界を覆うことはなくなりません。何をどれだけ食べるのが最適なのか、一人一人の食生活が問われているのです。自分に必要な今日のたべものについて考えてみませんか?
10月 さくもつとちきゅう
ちきゅうにもさくもつが実らない場所があります。
砂漠のようなさくもつが実りにくい大地。雪と氷に閉ざされてさくもつが育たない地域。ちきゅうには、まだまだ未開の地があるのです。でも、そんなエリアで生きている人たちもいるのです。さくもつのない人たちとも分け合っていきましょう。大地の実りを共有し、厳しい自然環境で生き抜く人たちとも共存していくことが大切なのです。分かち合うことを考えてみませんか?
11月 かぜとちきゅう
かぜがふくとエネルギーにかえられます。ちきゅうを壊さない自然の力をかりましょう。大地を掘り続け、ちきゅうの地下資源を使いつくしてしまうことは無謀なことです。限りある資源だとわかっているのに歯止めをかけられないのはなぜでしょうか?自然を破壊するのではなく、自然と共存するために、もっと自然のエネルギーを活用する知恵を育みましょう。次世代へつなぐエネルギーについて考えてみませんか?
12月 にんげんとちきゅう
にんげんはちきゅうの味方ですか?ちきゅうを愛する仲間でいてくださいネ。こんな気持ちを一人でも多くの人が思ってくれたら、にんげんとちきゅうの関係はもっともっと長く続いていくことでしょう。ちきゅうはにんげんのものではありません。でも、ちきゅうはにんげんのマイホームなのです。ちきゅうにやさしくすることは、我が家を愛することと同じです。私たちの「マイホーム・ちきゅう」のこと考えてみませんか?